緊迫する北朝鮮情勢 今後どうなる?

金正恩朝鮮労働党委員長が世襲してから暴君が止まらず、多くの国から軋轢を生み孤立する北朝鮮。今や友好国で支援を続けてきた中国でさえ関係を悪化させるほど、核実験や弾道ミサイル発射を続けており、朝鮮半島情勢が一気に緊迫化しています。

更新日 2017年08月21日

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北朝鮮による米領グアム沖への弾道ミサイル発射計画を巡り朝鮮半島情勢が緊迫する中、米韓両国は定例の合同指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」を21日から始める。北朝鮮は、国営メディアが20日に「火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させるだろう」と警告。専門家は、演習開始後の対応の仕方で北朝鮮の思惑が見えてくると指摘した。

 米韓合同演習の開始を前に北朝鮮が米韓を非難した。

 朝鮮労働党機関紙の「労働新聞」(電子版)は20日付で「自滅を早める愚かな行動」と題した論評を掲載。「我々に対する敵対意思の最も露骨な表現だ」と強い言葉で批判し、演習を実行すれば「火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させるだろう」と警告した。

  出典 北ミサイル予告発射も 21日からの米韓合同軍事演習に警告

 今回の演習は31日まで。米国と北朝鮮が非難の応酬を重ねている中、米軍は参加兵力を昨年より縮小。緊張拡大を望まないというメッセージを込めたもようだ。韓国軍関係者によると、演習には韓国軍約5万人と米軍約1万7500人が動員される。米軍兵力は昨年より約7500人少ない。

 北朝鮮はこれまで演習に反発してミサイル発射実験などを繰り返してきた。一昨年は韓国軍の前線部隊に向けて砲撃、昨年は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を日本海に向けて1発発射。今年も25日に「先軍節」(故金正日総書記が先軍政治を開始したとする日)が控えており警戒が広がっている。

  出典 北ミサイル予告発射も 21日からの米韓合同軍事演習に警告

朝鮮半島情勢に詳しい「コリア・レポート」編集長の辺真一氏は「演習初日で北朝鮮の出方や思惑が見えてくる」と指摘する。

 金正恩朝鮮労働党委員長が演習そのものを「軍事挑発」と捉えた場合、「国際社会からの非難を避けるため、事前予告してから弾道ミサイル発射実験に踏み切る可能性がある。実験は早ければ先軍節の前後」とみる。また「金氏の越えてはならない一線が、演習で米軍のB1爆撃機などが投入されることだった場合は(沈黙し)見守ると考えられる」とした。

 沈黙を続けた場合、9月に入ってから具体的な行動に移す可能性がある。「演習期間中は、米軍の兵力が北朝鮮の近くにあるためリスクが高い。演習が終わってから9月9日の建国記念日に向けて改めて行動を起こすことがあるかもしれない」と話した。

  出典 北ミサイル予告発射も 21日からの米韓合同軍事演習に警告

国連安保理の北朝鮮への新たな経済制裁決議に基づき、中国は15日から北朝鮮産の海産物や鉄鉱石などの輸入を禁止した。中国メディアなどによると、この影響で北朝鮮で海産物を積んだ中国のトラックが中国内に戻れず、国境で立ち往生し、業者が抗議する騒ぎになっている。

 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報によると、対北朝鮮国境の吉林省琿春市税関当局は、海産物を載せて中国側に入ろうとするトラックの通関を拒否。中朝国境に架かる橋の上では、トラックが長い列をつくっているという。

 報道の背景には、中国による制裁の厳格な履行を内外にアピールする狙いもありそうだ。 

  出典 北朝鮮の海鮮物が中国との国境で足止め 業者が抗議する騒ぎ - ライブドアニュース

トランプ米大統領は16日、ツイッターに「北朝鮮の金正恩は非常に賢く、理にかなった判断をした」と投稿した。金正恩党委員長が、米領グアム周辺への弾道ミサイル発射を保留する見解を示したことを評価したものだ。

このやり取りに、ホッと胸をなでおろした人は少なくないだろう。

  出典 キレやすく面倒?北朝鮮の兵士たちが金正恩氏の陰口を言う理由 - ライブドアニュース

正恩氏が、どれだけ本気でミサイル発射を考えているのか、また、発射が最終的に断念されるのかはいずれも不明だ。しかしいずれにせよ、発射が実行されれば「とんでもないことになるかもしれない」とは、誰もが感じる。そこへ向けて突き進むか、回避するかは、ひとり正恩氏の判断にかかっていたわけだ。

正恩氏はまんまと、世界の注目を自分に集めて見せたのである。

そんな正恩氏も、かつては何かする度に「ウザい」「めんどくさい」などと陰口を言われていた時代があった。とくに軍の兵士たちは、ささいなことで正恩氏からひどい目に遭わされていたこともあり、非常に辛口だったようだ。

  出典 キレやすく面倒?北朝鮮の兵士たちが金正恩氏の陰口を言う理由 - ライブドアニュース

韓国紙・東亜日報の名物記者で、自身も脱北者であるチュ・ソンハ氏によれば、正恩氏は父・金正日総書記の後継者としての修業時代、抜き打ちで軍施設を視察することが多かったという。

チュ氏によれば、北朝鮮の最高指導者が視察を行う場合、現場は数カ月がかりで受け入れの準備を行う。正日氏の場合、現場が用意した動線に沿って見て回り、記念写真を撮って帰って行った。

ところが正恩氏は、抜き打ちで軍施設を訪れたかと思えば裏庭にまで入っていき、「タバコの吸い殻がなぜこんなに多いのか」などと言って激怒。その度に大幹部らがホウキを持ち出し、ゴミを片付けるあり様だった。

  出典 キレやすく面倒?北朝鮮の兵士たちが金正恩氏の陰口を言う理由 - ライブドアニュース

こうした正恩氏の振る舞いに対し末端の兵士らは、「青年大将同志(正恩氏)はせせこましい」と陰口を言っていたという。

また、正恩氏が厳しいのは民生施設に対しても同様で、2012年に平壌市内の遊園地を訪れた際には自ら歩道の雑草を引き抜きながら、「施設の更新は難しいとしても、手があるのにどうして雑草を抜かないのか」と怒りを露わにした。ちなみにこのエピソードは国内メディアで報道されたのだが、チュ氏によれば、このときまで最高指導者が怒った事実が明かされるのは異例のことだったという。

しかしその後の展開を見れば、これしきのことは牧歌的な出来事でしかなかった。

正恩氏は一昨年、スッポン養殖工場を現地指導した際、管理が行き届いていないことに激怒し、支配人を銃殺させた。それだけでなく、そのときの様子を動画で公開。一般庶民を震え上がらせたのだ。

  出典 キレやすく面倒?北朝鮮の兵士たちが金正恩氏の陰口を言う理由 - ライブドアニュース

こうした正恩氏の「キレやすさ」は生来のものであるとか、トイレも普通に使えないほどストレスの多い生活をしているためだとか、諸説ある。

ひとつ言えるのは、場当たり的に怒りをぶつけているように見えていた正恩氏も、今や世界を相手に、非常に危険で刺激的でもあるパフォーマンスを演じられる指導者に成長してしまったということだ。

正恩氏は、まだ32歳の若さである。このまま放置したら、いっそう手の付けられない存在にもなりかねない。

もっとも、あれほどの恐怖政治で抑えつけられ、北朝鮮国民が正恩氏の陰口を言わなくなったかと言えば、そうではない。北朝鮮の問題を解決する糸口は、もしかしたらこの辺にあるのではないだろうか。

  出典 キレやすく面倒?北朝鮮の兵士たちが金正恩氏の陰口を言う理由 - ライブドアニュース

北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使は国連のグテレス事務総長に対し、米政府の「敵対的な政策と核の脅威が続く」限り、北朝鮮の核兵器開発プログラムは交渉の対象とはならないと述べた。

  出典 北朝鮮、核開発は「交渉対象でない」と国連事務総長に伝える (ロイター) - Yahoo!ニュース

北朝鮮の国連代表部が17日発表した声明によると、キム氏とグテレス氏は15日に電話で会談した。

声明によるとキム氏は「米国の敵対的な政策と核の脅威が続く限り、北朝鮮は自衛目的の核抑止力を交渉のテーブルに置いたり、核の力を強化するという道から少しも外れたりすることはない」と述べた。

また、「米国は北朝鮮に対し、政治、経済、軍事の全ての分野で全面的な挑発行為を行った」とし、「断固とした報復措置を取るという北朝鮮の軍と国民の意志と決意を変えられるものは何もない」と指摘したという。

  出典 北朝鮮、核開発は「交渉対象でない」と国連事務総長に伝える (ロイター) - Yahoo!ニュース

国連の安全保障理事会は8月5日、北朝鮮が7月に実施した2回の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、新たな制裁決議を全会一致で採択。これにより年間30億ドルに相当する同国の輸出の3分の1が削減されるという。

キム氏はグテレス氏に対し、同決議は「(北朝鮮の)主権に対する侵害と挑戦だ」と述べた。

このほか「北朝鮮と国民に対する重大な犯罪行為の大きな代償を米国に払わせる」とした。

グテレス氏は16日、北朝鮮情勢を巡り「レトリックを抑え、外交交渉を加速させる」時期だと述べた。北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の参加国であるロシア、日本、米国、中国、北朝鮮、韓国に対し、仲介する用意があると伝えたことを明らかにした。

  出典 北朝鮮、核開発は「交渉対象でない」と国連事務総長に伝える (ロイター) - Yahoo!ニュース

米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院の米韓研究所は17日、北朝鮮北西部・東倉里のミサイル基地「西海衛星発射場」の最新の人工衛星画像を公開し、ミサイル発射台や燃料保管庫などに目立った動きはないと指摘した。
 9日撮影の画像では、ミサイル発射の兆候は確認できなかった。ロケットエンジン試験設備周辺にも試験が行われた形跡はなく、6月下旬の前回試験以降、エンジン試験は行われていないとみられる。
 また、発射台の南側で行われていた新施設の建設作業もほとんど進んでおらず、基礎工事の一部が終わっただけだった。同研究所は「発射場は待機状態を維持しているとみられる」と分析した。(

  出典 北朝鮮ミサイル基地に動きなし=待機状態維持か-米研究所:時事ドットコム

 米領グアム周辺にミサイルを撃ち込む計画を発表した北朝鮮の金正恩委員長が「愚かな米国の行動をもう少し見守る」と言い出した。金正恩は「我々をこれ以上刺激するな」とも要求しているという。挑発一辺倒の従来の姿勢から態度を急変させたのは、21日から始まる米韓合同演習が原因のようだ。

 今月21日から31日まで行われる米韓合同軍事演習「乙支フリーダムガーディアン」には、在韓米軍を含めて2万8500人が参加する。北朝鮮は例年、この演習に強く反発しており、昨年は演習期間中にSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)をブッ放した。

  出典 金正恩氏が挑発一辺倒の姿勢から態度を急変 米韓演習が原因か - ライブドアニュース

「演習を前にして金委員長が激しく動揺しているのは、作戦の主眼が北朝鮮の核施設やミサイル基地の先制攻撃だからでしょう。北朝鮮にとって、核やICBMは現体制維持を図るための“虎の子”。その破壊を目的とした演習は金委員長にとって激しいストレスのはずです」(軍事ジャーナリストの世良光弘氏)

「フリーダムガーディアン」はコンピューターを駆使したシミュレーションの演習が主体になるというが、米韓軍はずっと基地にこもっているわけではない。

「米軍は原子力空母2隻のほか、原子力潜水艦、揚陸艦、イージス艦、ステルス戦闘機、戦略爆撃機など今年4月の合同演習を上回る戦力を投入するとみられています。それらがシミュレーション通りに動くのかを実際に確認していきます。シミュレーションとは名ばかりで実戦配備も同然。演習期間中、米軍は北朝鮮国内の重要拠点をいつでも破壊できる態勢を取り続けます」(世良光弘氏)

  出典 金正恩氏が挑発一辺倒の姿勢から態度を急変 米韓演習が原因か - ライブドアニュース

ウクライナのポロシェンコ大統領は16日、北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)に使われたエンジンがウクライナから流出した疑いがあると伝えた米紙ニューヨーク・タイムズの報道を受け、事実関係を調査するよう指示した。

  出典 エンジン流出疑惑調査へ=北朝鮮ミサイル―ウクライナ (時事通信) - Yahoo!ニュース

 ウクライナ政府関係者はこれまで自国からの流出を否定する一方、ロシアから流出した可能性を示唆してきた。ポロシェンコ大統領は「ウクライナに掛けられた疑いがばかげたものだとしても、ニューヨーク・タイムズの情報を注意深く確認すべきだ」と調査理由を説明した。

 調査はトゥルチノフ国家安全保障・国防会議書記の下、流出元の可能性があると指摘されたウクライナ企業なども参加して実施する。結果報告は3日以内に行われる見通し。ポロシェンコ大統領は調査を通じて「(疑惑が)こじつけと確認されることを確信している」と語った。 

  出典 エンジン流出疑惑調査へ=北朝鮮ミサイル―ウクライナ (時事通信) - Yahoo!ニュース

15日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は14日、戦略軍司令部を視察し、米領グアム島沖へのミサイル発射計画について「(グアム島の)周囲に撃ち込む準備を完了し、党中央の決定を待っている」との報告を金絡謙司令官から受けた。これに対し金委員長は計画を検討し、指揮官と協議。「米国の行動をもう少し見守る」と述べ、「米国が朝鮮半島周辺で危険な妄動を続ければ、重大な決断を下す」と警告した。

  出典 金委員長「米行動少し見守る」=グアム沖への発射準備完了-北朝鮮:時事ドットコム

 北朝鮮はグアム沖へのミサイル発射計画が完成し、発射態勢に入ったと誇示したことで米朝間の緊張は一段と高まったが、すぐには発射に踏み切らない姿勢も示し、米国に譲歩を迫った。
 金委員長は「米国の無謀さが一線を越え、計画した威力示威発射が断行されれば、われわれの火星砲兵が米国の息の根を止める最も痛快な歴史的瞬間になる」と強調。「わが党が決心さえすれば、いつでも実戦に突入できるよう常に発射態勢を維持しなければならない」と指示した。
 金委員長はさらに、緊張緩和と軍事的衝突回避に向け、「米国がまず、正しい選択をし、行動で示さなければならない」と主張。「米国はわれわれに対する傲慢(ごうまん)無礼な挑発行為と一方的な強要を直ちにやめ、われわれにこれ以上、手出ししようとしてはならない」と訴えた。(

  出典 金委員長「米行動少し見守る」=グアム沖への発射準備完了-北朝鮮:時事ドットコム

 北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相が、河野外相と6日にフィリピンのマニラで意見交換した際、「対話」を打診していたことがわかった。

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)政権による核・ミサイル開発の阻止に向け、日米などが国際的圧力を強めるなか、交渉の余地があることを示して揺さぶるためとみられる。

  出典 北外相が「対話」打診…河野外相との意見交換で (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 河野氏は6日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の夕食会の前、会場内で李氏と短時間、接触した。河野氏は李氏に対し、核・ミサイル問題だけでなく日本人拉致問題も含めた包括的な解決に向け、2002年の日朝平壌宣言に基づき具体的な行動を取るよう要求。これに対して李氏は、「対話したい」との意向を伝えたという。

 李氏の発言は、トランプ米政権との直接交渉を念頭に置いている可能性がある。米本土に到達する大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの開発を続けつつ、米国から譲歩を引き出す戦略とみられる。「トランプ米大統領と懇意な安倍首相に『橋渡し役』を求めたのではないか」(日本政府関係者)と見る向きもある。日本政府は真意を慎重に探る構えだ。

  出典 北外相が「対話」打診…河野外相との意見交換で (読売新聞) - Yahoo!ニュース
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