死まで追い込む日本の職場で起きるパワハラ 犠牲者は後を絶たず…

説教という名の言葉の暴力に暴言、長時間労働、退職強要、いじめなど、もはや上下関係だけでは説明できないパワハラ。日本で増えるパワハラの犠牲者は後を絶たず、死まで追い込むことは許されません。

更新日 2017年10月27日

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さいたま市職員だった男性が自殺したのは職場のパワーハラスメントが原因だとして、両親が市に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は26日、一審さいたま地裁判決の約1300万円から賠償額を増やし、約1900万円の支払いを命じた。

 判決によると、男性は前沢史典さん=当時(41)。2011年4月から勤務した市西部環境センターで、先輩職員から暴行や暴言を継続的に受け、上司に被害を訴えた。同年12月に重いうつ状態と診断された後、自宅で自殺した。

 阿部潤裁判長は、上司には、産業医らと連携して、前沢さんの心理的な負担を軽減する義務があったと指摘。「適切に対応していれば、自殺を防げた可能性が高い」と判断した。自殺に至った市側の過失割合を一審より重くみて、賠償額を増やした。

  出典 パワハラ受け上司も放置、さいたま市職員自殺…賠償増額の判決 職員の父親「市は一切謝罪ない。謝罪して」 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース


 「やっと終わった」。高裁判決を受け、原告の父前沢岑夫さん(75)がさいたま市内で会見し、亡くなった史典さんに捧げる言葉を述べた。市側の過失が一審より重く認められ、「本当にうれしい」としつつも「市は認めて謝罪してほしい。(今までも)一切ないし、これからもないのでは」と対応に不満を示した。

  出典 パワハラ受け上司も放置、さいたま市職員自殺…賠償増額の判決 職員の父親「市は一切謝罪ない。謝罪して」 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース

 判決では、史典さんからパワハラの訴えを受けた上司らが適切な対応をせずに放置。主治医らに相談することもなく、出勤を継続させたことで、史典さんのうつ病が悪化し、自殺したと認定した。同席した金子直樹弁護士は「市の安全配慮義務違反、職場環境調整義務違反と自殺の因果関係が認められた画期的な判決」と評価。その上で「精神的な疾患がある人には配慮しないといけないと、一審より踏み込んだ判決を出してもらった。社会に警鐘を鳴らす判断になったと思う」と意義を語った。

 市が昨年7月に提示された高裁による和解案を拒否したため、今回の判決となった。金子弁護士によると、案では「今回の判決に近い話が出ていた」という。岑夫さんは時折笑顔を見せながらも「長い6年間の戦いだった。私たち家族の心は晴れない。市側の控訴理由は『暴力はしていない』のみで、パワハラの恐ろしさはみじんも感じられなかった」と憤りを口にした。

  出典 パワハラ受け上司も放置、さいたま市職員自殺…賠償増額の判決 職員の父親「市は一切謝罪ない。謝罪して」 (埼玉新聞) - Yahoo!ニュース

塩釜地区消防事務組合(塩釜市尾島町)の利府消防署(利府町利府)に勤務していた消防士、児玉淳さん=当時(23)=が自殺したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、児玉さんの両親が3日、同消防事務組合に9千万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

 訴状などによると、児玉さんは平成22年4月に同組合に採用され、24年4月に利府消防署に配属。署内の配置転換があった25年4月以降、上司3人から机を蹴りながら叱責されたり、仕事のやり方を教えなかったりといったパワハラを受けたという。児玉さんは署長と副署長にパワハラを訴えたが改善されず、児玉さんは同7月に鬱病の診断を受け休職、10月に自殺した。

  出典 宮城の消防士自殺 両親が「パワハラ原因」と事務組合に損賠求め提訴 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

両親は地方公務員災害補償基金県支部に公務災害を申請したが、同支部は平成27年10月に公務外と判断。両親は不服を申し立て、同支部は28年10月、公務外認定を取り消し、上司のパワハラと児玉さんの自殺には因果関係があり、公務災害だと認定した。

 児玉さんの両親は3日、仙台市内で会見し、父(69)は「パワハラをこの世からなくしたいと思い、夢半ばで旅立った淳のためにも(勝訴を)勝ち取りたい」と訴え、母(56)は「当事者からの謝罪は一切ない。かけがえのない息子の命をなんだと思っているのか。親として許さない」と涙ながらに声を震わせた。

 提訴を受け、同事務組合は「パワハラの有無については、事実確認中。それ以上は訴状が届いておらず、お話しできない」とのコメントを出した。

  出典 宮城の消防士自殺 両親が「パワハラ原因」と事務組合に損賠求め提訴 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

福島県警は23日、飲食店で冷めたあんかけ料理を部下の頭にかけた他、バリカンで頭を丸刈りにするなど11人にパワーハラスメントをしたとして、双葉署の男性警部補(36)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。警部補は同日、依願退職した。

 警部補は「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた。部下に力を誇示したかった」と話しているという。県警は部下が被害届を出さないため立件しないとしている。

  出典 部下の頭にあんかけ料理 パワハラ警部補を停職「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた」

 警部補は、東京電力福島第1原発事故の避難区域のパトロールなどを行う警備部災害対策課に所属していた2015年4月ごろから16年11月ごろの間、部下の尻を十数回蹴るパワハラ行為をした。他にも体づくりの名目で食事を終えた部下にさらにご飯を無理に食べさせたり、捨てるのが面倒だとして自分の食べたカップ麺の残ったスープを飲ませたりしていた。

 16年11月、県警監察課に匿名の投書が寄せられて調査し、判明した。横田雄也首席監察官は「職員に対する指導を徹底し、再発防止と信頼回復に努める」と話した。

  出典 部下の頭にあんかけ料理 パワハラ警部補を停職「自分は偉いと錯覚し、調子に乗っていた」

労使間のトラブルを扱う全国の労働局の労働紛争相談に寄せられた職場の「いじめ・嫌がらせ(パワハラ)」相談が、平成28年度は過去最多となる7万917件に上ることが16日、厚生労働省の集計で明らかになった。全体の相談件数は前年度より4.2%増の25万5460件となった。

 集計によると、パワハラに関する相談は、前年度比6.5%増で、5年連続でトップ。辞めたくても辞めさせてもらえないといった「自己都合退職」4万364件(前年度比7.2%増)、「解雇」3万6760件(同2.7%減)も多かった。

  出典 パワハラ相談が過去最多の7万件に 「のろま」「使い物にならん」と蹴られ… 平成28年度労働紛争調査 - 産経ニュース

 厚労省の担当者は「職場におけるいじめやパワハラに対する社会的関心が高まったことで、積極的に相談するようになり、泣き寝入りするケースが減ったのではないか」と分析している。 

 パワハラの事例として、上司から「のろま」「お前は使い物にならん」などの暴言を日常的に受け、「後ろから腰を蹴られ転倒するという暴行を受けた」ほか、「異動先の上司から無視されるようになり、それをきっかけに精神状態が不調となった。会社が解決金として50万円を支払うことで合意」などがある。

 解雇に関する相談では、社長に「日曜日を休日にしてほしい」と伝えたところ、「繁忙の日曜日に休む人はいらない。1カ月後に解雇」といわれ、労働局の助言に基づき、当事者で話し合いが行われ、解雇が取り消された事例がある。

  出典 パワハラ相談が過去最多の7万件に 「のろま」「使い物にならん」と蹴られ… 平成28年度労働紛争調査 - 産経ニュース

沖縄県警は18日、部下にキャバクラの代金など100万円以上を支払わせたり、暴行を加えたりしたとして、宜野湾署警務課の男性巡査部長(33)ら2人を停職の懲戒処分にした。また、公用パソコンを壊した器物損壊容疑などで書類送検した。
 県警監察課によると、2人とも事実関係を認め、同日付で依願退職した。
 巡査部長は、職場での指導料名目で複数の部下にキャバクラ代など計約109万円を支払わせたほか、署内の端末で不倫相手の女性の個人情報を照会。同僚だった糸満署地域課の男性巡査部長(30)も、同様に飲食代約8万円を負担させたほか、部下2人の顔を殴るなどした。
 平良英俊首席監察官の話 現職警察官がこのような事案を発生させ誠に遺憾。再発防止に努める。

  出典 部下にキャバクラ代払わせる=暴行も、警官2人懲戒処分-沖縄県警:時事ドットコム

職場で過去3年間にパワーハラスメント(パワハラ)を受けたと感じた、と回答した人の割合は32%を超え、前回調査(2012年)より約7ポイント増えたことが厚生労働省の調査で分かった。

また、パワハラを受けたと回答した人に、その後の行動を質問(複数回答)したところ、最多は「何もしなかった」(約40%)だった。その理由の上位には「何をしても解決にならないと思ったから」「職務上不利益が生じると思ったから」と、無力感とも会社への不信感とも取れる理由が並んだ。

  出典 「パワハラ」3割超が経験 4割が「何も対応しなかった」理由

同省が2017年4月28日、発表した。調査は、全国の企業・団体に勤める20~64歳の男女1万人を対象に16年7月にインターネットを通じて行った。

パワハラを過去3年間のうちに受けたと感じた、と答えた人の割合は、頻度別に3項目の合計で32.5%に上った。頻度別に細かくみると、「何度も繰り返し~」が7.8%、「時々~」が17.8%、「1度だけ~」が6.9%だった

  出典 「パワハラ」3割超が経験 4割が「何も対応しなかった」理由 : J-CASTニュース

前回調査の計25.3%より7.2ポイント増えたことについて、同省は「企業の取り組みが進み、パワハラへの関心が高まったこと」が理由の一つとみている。

パワハラを受けたと回答した人に、その後の行動を聞いた質問(複数回答)では、最多は「何もしなかった」で40.9%だった。以下、「会社とは関係のないところに相談した」(24.4%)、「会社関係に相談した」(20.6%)、「会社を休んだり退職した」(17.0%)と続く。

なぜ、「何もしなかった」のかを聞いた質問(同)では、「何をしても解決にならないと思ったから」が68.5%と最も多く、2位は「職務上不利益が生じると思ったから」(24.9%)が入った。3位には「何らかの行動をするほどのことではなかったから」(13.6%)が入るものの、4位以下には「職場の上司や同僚との人間関係が悪くなることが懸念されたから」(13.4%)、「パワハラ行為がさらにエスカレートすると思ったから」(12.9)%と、やはり無力感や職場・上司への不信感が背景にある回答が上位を占めた。

  出典 「パワハラ」3割超が経験 4割が「何も対応しなかった」理由 : J-CASTニュース

 高知県土佐市でトマトの生産などを行う「池一菜果園」に勤めていた同市の女性=当時(59)=が自殺したのは上司のパワハラや長時間労働を強いられたことが原因として、遺族が27日、同園と社長ら2人に約4650万円の損害賠償を求め、高知地裁に提訴した。

  出典 パワハラ女性自殺、遺族が会社を提訴 - 産経WEST

訴状や遺族側の弁護士によると、女性は平成16年に入社。自殺する直前は生産管理などを担当する統括部長を務めていた。

 21年11~12月にかけて時間外労働が月100時間を超えたり、22年2月、休暇の申請をしようとした際、常務取締役だった女性に、複数回にわたり理不尽な理由でしかられたりするパワハラなどを受けた直後、自殺した。

 須崎労働基準監督署は24年11月、女性の自殺と上司の嫌がらせや長時間労働との間には因果関係があるとして、労災認定した。

 遺族は提訴後、高知県庁で記者会見し「会社には誠実な謝罪を求めたい」と話した。

 池一菜果園は「訴状をまだ確認していないため、コメントできない」としている

  出典 パワハラ女性自殺、遺族が会社を提訴 - 産経WEST

富山県氷見市と市消防本部は26日、パワハラによる停職期間中に、当該事案の関係者を脅したなどとして、市消防署の消防司令補の男性(47)を停職6か月の懲戒処分にすると発表した。

  出典 パワハラ停職中に証言者脅す…消防司令補を停職 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

処分は27日付。

 消防司令補は今年2月27日付で、部下など7人へのパワハラや暴行により停職2か月の懲戒処分を受けている。この事案を巡って、市は弁護士と県警OBによる第三者委員会を設置し、消防職員や退職者計46人から聞き取り調査を行った上で、処分を決めた。

 消防司令補は停職中の3月23~29日、被害職員の男性1人に電話で面会を求めたり、3回メールを送ったりして接触。メールには「リークされたらたまらんやろ」「お前も加担しているとは思わなかった」などの文言が記されていた。

  出典 パワハラ停職中に証言者脅す…消防司令補を停職 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 また、3月6日には第三者委員会で証言した男性職員へも「俺は一生許さない」などと告げる電話をかけていた。

 市は、被害者に複数回連絡を取ったり面会を求めたりしたこと、証言者を脅し不安の念を生じさせたことは反社会的な違法行為にあたるとしている。また、停職期間中の行動で、前回のパワハラ事案も反省しているとは言えないと、処分の理由を説明した。

 その上で、市全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があり、市職員全体の信用を失墜させたとし、地方公務員法の規定により、停職処分では最も重い6か月とした。

 消防司令補は市に対し、「電話やメールはしたが、脅すつもりはなかった」と話しているという。

 記者会見で市消防本部の堂尻繁消防長は「立て続けの停職事案で市民に申し訳なく思っている」と述べ、高橋正明総務部長は「職員にコンプライアンス(法令順守)を浸透させるとともに、パワハラなどの再発防止のために外部通報窓口を設けるなどして対応していきたい」と語った。

  出典 パワハラ停職中に証言者脅す…消防司令補を停職 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

 岐阜県立郡上特別支援学校で講師を務めていた男性=当時(24)=が2013年に自殺したのは、過重労働や指導役だった教諭の叱責が原因として、地方公務員災害補償基金岐阜県支部は20日までに、公務災害に認定した。遺族の代理人が記者会見して明らかにした。認定は3月31日付。

  出典 講師自殺は公務災害=採用2年目「過重労働」-岐阜:時事ドットコム

 認定請求書によると、採用から2年目だった男性は13年5月21日午後8時ごろ、校内作業実習の内容をめぐって同僚に謝罪するよう、指導役教諭から電話で激しく叱責された。教諭の勘違いによるものだったが、男性は直後に学校へ戻り謝罪。その後、橋から飛び降り自殺した。
 同支部は認定通知書で、男性の精神疾患発症を認めた上で、「経験のない中、量的にも質的にも過重な業務を任された」として業務との因果関係を認定。叱責を「発症していた男性には極めて強い負荷だった」と指摘し、自殺の原因とした。
 会見に同席した男性の母親(54)は「学校が仕事を管理し、上司に適切な指導をすれば不幸は起こらなかった。県は責任の所在を示すべきだ」と語った。

  出典 講師自殺は公務災害=採用2年目「過重労働」-岐阜:時事ドットコム
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