球界一の人気球団も常勝軍団には程遠い阪神タイガース 金本知憲監督の下、低迷を打開できる?

近年では助っ人外国人とFA加入選手という生え抜きが育たない、代表チームのような状態だった阪神も、金本監督、掛布2軍監督就任後生え抜きを育てる戦略が徐々に功を奏しているようですが、常勝軍団にはまだまだ遠いようで…しかしながら人気は依然球界一です。

更新日 2017年11月25日

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阪神・四藤慶一郎球団社長は24日、マルコス・マテオ投手(33)、ラファエル・ドリス投手(29)の両助っ人右腕と来季契約について、「そうですね。(保留者名簿に)載せます」と大筋合意に達したことを明かした。

  出典 マテオ&ドリス虎残留へ 躍進原動力“最強コンビ”と大筋合意


 当然ながら来季も必要戦力だ。来日2年目の両投手は今季、開幕から大きな離脱もなくフル回転。マテオは主にセットアッパーを担い、63試合に登板して防御率は2・75。セ・リーグトップの43ホールドポイントを挙げ、同僚の桑原とともに最優秀中継ぎに輝いた。

 ドリスは昨オフに、右肘をクリーニング手術。不安を解消したことで、クローザーとして昨季(34試合)の2倍近い63試合に登板した。37セーブを挙げ最多セーブのタイトルを獲得。防御率も2・71と好成績を残した。

 ともに150キロ超えの剛速球を持つ本格派右腕だが、ウイニングショットはマテオがスライダー系で、ドリスはフォーク。軌道の異なる球筋を投げ込むだけに攻略は容易ではなく、他球団の打者を圧倒し続けた。2位躍進の立役者だったことは、言うまでもない。

  出典 マテオ&ドリス虎残留へ 躍進原動力“最強コンビ”と大筋合意

阪神は6日、四藤慶一郎球団社長(57)が退任し、代わって電鉄本社取締役の揚塩健治氏(57)が球団社長に就任する役員人事を発表した。同日開かれた臨時球団取締役会で承認された。人事は12月1日付。他に高野栄一球団本部長(54)ら常勤役員4人が退任する異例の大刷新で、3年目の来季、優勝を目指す金本知憲監督(49)体制を支える。

 球団取締役を退任となるのは四藤慶一郎球団社長、高野栄一常務・球団本部長、田付晃司総務部長の3人。粟井一夫常務・営業部長は取締役で残るが、電鉄本社スポーツ・エンタテインメント事業本部副本部長となり、前線の甲子園勤務、いわゆる常勤役員からは外れる。常勤役員5人のうち4人が交代する異例の大刷新となる。

  出典 阪神“異例”フロント大刷新 「Vへ全力」役員5人中4人交代

 谷本修常務は「常勤役員で私だけが残り、驚いている」と話し、新たに副社長となり、本部長を兼務する。

 今回の球団役員の異動は、同日発表された本社の人事異動に伴うものとされる。退団する四藤球団社長は本社に復職、不動産事業本部副本部長に就く。四藤社長は「阪急阪神ホールディングス(HD)内で来春、不動産の中核会社が設立される。不動産事業の経験者として私、ということになったのではないか」と説明した。

 「グループの体制整備のため」と執行役員制度が導入され、四藤氏、粟井氏、谷本氏も本社執行役員となる。

 来季に向けた補強など編成作業が本格化する時期というのもまた異例だ。例年、球団の人事異動は補強・編成作業が一段落した後の新年1月1日付。ストーブリーグ本番を前にした時期について、四藤社長は「4月のグループ新体制に応じるには1月1日付では間に合わない」と本社や阪急阪神HD主導という意図を繰り返した。

  出典 阪神“異例”フロント大刷新 「Vへ全力」役員5人中4人交代

 阪神は23日、来季就任3年目の金本知憲監督(49)を支える新コーチ陣を正式発表した。今季までの2年間で1軍ベンチの両輪を担ってきた矢野燿大1軍作戦兼バッテリーコーチ(48)が2軍監督、片岡篤史1軍打撃コーチ(48)がヘッド兼打撃コーチの要職に就任。『超変革』をさらに推進して13年ぶりのリーグ優勝、そして、33年ぶりの日本一奪回を目指す新体制が定まった。

 自民党の圧勝で終わった衆議院選挙の翌日、阪神は来季スタッフを発表した。就任以来、金本監督を最も近くで支えてきた矢野、片岡両コーチがさらなる重責を担い、「金本内閣」の双璧をなす布陣だ。高野栄一球団本部長が経緯を説明した。

  出典 金本阪神V奪回へ“若虎内閣”平均46・9歳 過去10年で最年少

「この2年間、金本監督と一緒にやってもらってまして、ずっと(間近で)野球観も見ておりましたんで、そういう意味で監督と相談しました。多少の迷いもあったんですが、2人をどちらかに置きたいなということで、結果的に片岡ヘッド兼1軍打撃コーチ、下に矢野2軍監督という形になりました」

 球団が重視したのは指導力、リーダーシップ、そして野球観だ。目標は「超変革」と「頂点」の両立。その推進には指揮官と同じ方向を向く人材が重職を占める必要があった。

 「片岡も、ベンチ内では作戦面に携わっていませんでしたけど、いろいろと監督も頼りにしていたということで、矢野を2軍に持って行きやすかったというのもあります」

 片岡新ヘッドは今季までの2年間でがベンチ内で打撃コーチとして幾度となく献策。また、キャンプとシーズンを通して野手の早出、居残り練習に精力的に付き合い、若手育成にも力を注いできた。PL学園、同大とエリート街道を歩み、プロでの実績、経験も十分。作戦面の素養も豊富で、まさに適任と言える。

  出典 金本阪神V奪回へ“若虎内閣”平均46・9歳 過去10年で最年少

選手の育成と供給を担う2軍も優勝奪回には不可欠な部門で、同本部長は矢野新2軍監督の手腕にも大きな期待を寄せた。

 「彼を2軍監督に指名したのは、1軍と2軍の連携ともう一つ、捕手であったということ。(2軍コーチが)1名減になっていますけども、彼の場合はバッティングも当然見られますし、バッテリー間も見られるという利点もあります」

 金本監督とは同じ東北福祉大出身で同世代という背景から円滑な意思疎通を期待。捕手出身で1軍バッテリーコーチ経験があり、打撃指導もできる。幅広い見識と信頼できる人格は一層の若虎育成を推進する原動力となるはずだ。昨季4位から2位へ躍進し、来季が勝負の3年目。頂点を目指し、万全の体制を整えた。(

  出典 金本阪神V奪回へ“若虎内閣”平均46・9歳 過去10年で最年少

阪神が、来季の新外国人候補の最有力にウィリン・ロザリオ内野手(韓国・ハンファ=28)をリストアップし獲得を目指すことが18日、わかった。

 屈辱の敗戦から一夜明け、オーナー報告を終えた金本監督は2位に終わった今季を振り返り、苦しい胸の内を吐露した。

  出典 阪神、右の大砲ロザリオ獲り 米通算71発 韓国で2年連続30発以上

「言っていいのか分からないですけど(誤算は)外国人の打者ですかね。ほぼ日本人選手、国産で戦ってきましたから。もう少し打ってくれたらな、というのが誤算ですね」

 12年ぶりのV奪回を狙った今季も外国人野手が不発に終わった。新戦力のキャンベルはわずか21試合の出場で打率・191、1本塁打、5打点と精彩を欠いた。7月に途中加入したロジャースも40試合に出場して打率・252、5本塁打、23打点に終わった。リーグ連覇を果たした広島の外国人野手は計38本塁打で107打点を記録。四藤慶一郎球団社長も「そこが広島さんとのね。得点力の部分が大きな差となっている」と冷静に分析した。

 それゆえ、新たな助っ人獲得がV奪回の大きな鍵を握ることは明白だ。四藤社長も「やっぱり長打力のある大砲候補。調査してリストアップして、絞り込みをやっているところまで来ている」と話し、真の大砲候補獲得に向け、すでに動いていることを明かした。

  出典 阪神、右の大砲ロザリオ獲り 米通算71発 韓国で2年連続30発以上

 狙いはメジャー5年間で71本塁打を放ち、韓国プロ野球でも2年続けて30本塁打以上をマークしているハンファのロザリオだ。今季は119試合で打率・339、37本塁打、111打点を記録しており、別の球団関係者も「いい打者。パワーだけでなく、ミート力もある」と穴の少ない大砲として最有力候補であることを認めた。すでに今季も編成担当者が2度、渡韓してチェックするなど早くからマークしてきた。

 国産打線で挑んだDeNAとのCSファーストSでは相手助っ人のロペスが3試合で14打数6安打、1本塁打でファーストS史上最多の6打点。ここでも外国人野手の差が命運を分けた。

 来季に向けて動き出した猛虎。金本監督は坂井信也オーナーに来季のリーグ優勝と日本一を誓った。もう、助っ人補強の失敗は許されない。

  出典 阪神、右の大砲ロザリオ獲り 米通算71発 韓国で2年連続30発以上

<セCSファーストステージ:阪神1-6DeNA>◇第3戦◇17日◇甲子園

 阪神金本知憲監督(49)がCS敗退の悔しさをかみしめた。先発能見が1回から3点を失い、防戦一方となり、4回には3番手の岩崎がロペスに致命的な2ランを浴びて6点差に広がった。

 打線も好投手の先発ウィーランドを攻略できず。勝てばファイナル進出の大一番は完敗だった。指揮官は試合後「雨を理由にすると、言い訳になる。そうではなく、向こうの打線が調子を上げてきたと感じた。時の運もあるし、勝負運とか勝ち運とか。結果がすべてなので。残念で悔しいが…」と振り返った。

  出典 金本監督「胸張っていい」CS敗退も2位の選手称賛 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース


 監督就任2年目の今季も若手強化を最大のテーマに掲げ、チーム最多の20本塁打を放った中谷やCSでも大活躍したルーキー大山が台頭。その一方で、昨季、存在感を示した高山や北條、原口が不振に終わった。主戦の先発藤浪が絶不調に陥ったのも誤算だった。中堅クラスの奮闘でシーズンは78勝61敗4分けの2位。昨季の借金12から今季貯金17に押し上げた。

 「(CSで敗れた悔しさを)持ってくれていると思うし、来年につなげる意味でも。つなげないといけないし。1年を考えると、気持ちを前面に出してくれたし、ベテラン、中堅が頑張ってくれた。先発も決められないなか、スタメンも固定できないなかで、2位になれたのは、胸張っていいことだと思う。みんなの野球に対する執念や粘りで2位になれた。今日で最後になったが、ほめてやりたいチームだと思う」と総括した。

  出典 金本監督「胸張っていい」CS敗退も2位の選手称賛 (日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

甲子園は、強く味方してくれる普段の「ホーム」ではなかった。阪神・金本監督は「お互い同じ条件。言い訳はできない」と話しつつも「選手が本当に気の毒だった。見ていて申し訳ないというか…俺がやれと言っているわけじゃないんだけど」と吐き出した。

 13失点。レギュラーシーズン143試合で3度しかなかった2桁失点を、引き分け以上でファイナルSに進めた一戦で喫した。リーグトップの防御率2・64を誇った救援陣が崩れた

  出典 金本監督「選手が気の毒」…泥かぶった虎投13失点、疲弊し第3戦へ

雨でいつ試合が中断してもおかしくない状況。3回に大山の一発で勝ち越すと、先発・秋山を4回からスパッと岩崎に代えた。桑原、マテオが最優秀中継ぎ、ドリスが最多セーブのタイトルホルダー。強力布陣で逃げ切りを図ったが、岩崎の2失点から誤算の連鎖となった。指揮官は「早めに行かないと、と思いつつも、9回まで行ったら…というのも考えないといけなかった」と振り返った。

 「気の毒」だった最たる選手が桑原だ。チーム最多67試合登板の右腕は4―4の7回に登板。先頭・梶谷のボテボテの当たりが内野安打となり、処理した梅野の悪送球も重なっていきなり無死二塁を招いた。手元は狂いコースも甘くなり、乙坂に3ランを浴びるなど1死のみで6失点。「(投げにくさは)なかった。やられただけです」と悔しがった。

 9回、4点ビハインドで出てきた7番手はマテオ。前倒し継投のツケであとはドリスしか残らず、4安打3失点と傷口を広げても交代できなかった。最悪の状況で必死に守った遊撃・大和は「人生初めて(のグラウンドコンディション)です」と隠さず言った。

 疲弊したまま勝負の3戦目へ向かう。意地の見せどころ。金本監督は「いいコンディションで、総力戦でやりたい」と口にした。

  出典 金本監督「選手が気の毒」…泥かぶった虎投13失点、疲弊し第3戦へ

覚悟が違った。阪神・メッセンジャーが6回3安打無失点。2カ月前、病室で痛む右足に歯を食いしばりながら下した決断に自ら「答え」を出した。

 「状態は悪くなかった。中3日も問題なかった。カーブは良くなかったけど、全体的には良かったと思う」

 序盤から球威、キレともに申し分なく一度も得点圏に走者を許すことはなかった。4回にはロペスに12球を費やすなどファウルで粘られる場面もあったが「アウトを取るまで気持ちを切らさずにいったよ」と粘り強さも発揮した。

  出典 メッセ 史上初!ファーストS中3日で6回0封「監督が信頼してくれたので」

先発・井納で奇襲を仕掛けてきたDeNA・ラミレス監督とは対照的に、CS初采配となった阪神・金本監督は泰然自若に普段着野球を貫いた。シーズン同様、2点リードの7回から「勝利の方程式」を投入して逃げ切り勝ち。普段と違ったのは、シーズンで3度しかなかった7回マテオ、8回桑原の投入順くらいだった。

 「シーズン中にもよくありましたが、クリーンアップとか強力なところは打者の左右もあるけど、調子のいい方を先に出そうということで。桑原の調子が落ち気味だったので、あえてマテオを先に行って。完ぺきでした」

  出典 金本監督「完璧でした」采配的中!勝利の方程式入れ替えた

盤石のタクトを振るった。この日はマテオと桑原の調子を天秤にかけた。3番ロペスから始まる7回を2三振を含む3人で料理したリーグ最優秀中継ぎ投手は「明日もどこでも投げられる準備をして勝ちたい」と頼もしく、胸を張った。

 8回は、もう一人の最優秀中継ぎ投手が粘った。安打と四球などで2死二、三塁と一打同点のピンチを招いたが最後は同姓の桑原を空振り三振。なんとか無失点で切り抜けた桑原は「自作自演です(笑)。次こそはしっかり投げたい」と次戦を見据えた。

 最後はセーブ王の守護神だ。「いつも通り、仕事をしようと思った」と、この日の最速158キロを計測した直球主体に最後は筒香を157キロで3球三振に仕留め無失点リレーを締めた。

 「今年のシーズンは桑原が、ああいうところでキッチリ抑えてくれて、2位になれたので。もう信じていました。(ドリスは)スピードもあってコントロールもあって、本当に安心しました」と指揮官。今季78勝を積み上げた勝ちパターンで、勝つべくして勝った

  出典 金本監督「完璧でした」采配的中!勝利の方程式入れ替えた

14年以来3年ぶりとなる本拠地・甲子園でのCSファーストS開催とあり、11日の午前10時から発売開始されたチケットは1、2戦目は約1時間で売り切れた。今季の主催試合観客動員数は12球団で唯一、300万人を突破しており金本阪神の人気と期待を改めて示したことに、阪神球団営業部の関係者も「(チケットの売れ行きは)まずまずです」と声を弾ませた。

 ネットオークションのサイトでは、1枚7000円のグリーンシート上段席が6万円で落札されるなど、早くもプラチナ化している。第3戦が予定される16日は若干数が残っているが、裏を返せば2戦目で突破を決める――と虎党の誰もが信じているということでもある。短期決戦だけに日本一熱いファンの大声援が大きな力になることは間違いない。

  出典 阪神3年ぶり甲子園CSファーストS 1、2戦チケット1時間で完売

レギュラーシーズン最終戦を白星で締めくくり、今季通算成績は78勝61敗4分けに確定した。約6カ月に及んだペナントレース。金本監督が開幕前に掲げた「月間貯金3」のノルマをほぼクリアする貯金17を積み上げた。だが2位という結果には、もちろん満足できない。「まあ目標は優勝を目指してやってきたわけですから。まずそこは、悔しさはありますね」。143試合の総括を求められた指揮官も、まず悔しさを前面に押し出した。

 とはいえ昨季の4位から巻き返し、手応えをつかんだシーズンでもあった。「若手の底上げとか、リリーフの確立。リリーフの確立とかは去年、なかったものだから。孝介とかも、ある程度、休みを与えたら結果を出してくれることも見えてきたし」。金本阪神の一大方針である若手育成では、チームトップの20本塁打を放った中谷を筆頭に大山、小野らが台頭。そして桑原―マテオ―ドリスの「勝利の方程式」確立が、チームの「勝つ形」構築の基礎になった。

  出典 金本監督、チーム底上げに手応え 貯金17「称えてあげたい」

全員野球も光った。「今年も、ケガ人も出て相変わらずメンバーを固定できない状況でね。先発も誰を投げさせようか、という時期もあった。その状況で貯金17というのは選手たちが頑張って、みんなでカバーし合った結果。そこは本当に称えてあげたい」。故障者が出ても、その穴を埋める選手がタイムリーに現れ、存在感を示した。レギュラーを固定できない代わりに全選手が1軍戦力だった。

 CSファーストSの舞台となる甲子園で連勝締め。その勢いに乗り、14日からはDeNAを迎え撃つ。「そういう意味で甲子園で2つ勝てて、そのまま良い形で入れるかな」と指揮官。次は、日本一へ向けた戦いに臨む

  出典 金本監督、チーム底上げに手応え 貯金17「称えてあげたい」
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