16年ぶりのル・マンで惨敗、ニッサンGT-Rはその名を辱めるほど遅すぎた!

F1モナコGP、アメリカのインディ500マイルレースとともに「世界3大レース」のひとつとして知られる「ル・マン24時間耐久レース」。

そのル・マンにニッサンがGT-Rの名前を使った奇妙なマシンで参戦した。

更新日 2015年06月25日

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いまだ果たせぬ夢。ニッサンのル・マン挑戦

1990年のル・マンに挑み5位となったニッサンR90CP


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1999年、ニッサンの最後の挑戦車となったR391


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実に16年ぶり。世界耐久レース選手権(WEC)に「ニッサンGT-R LMニスモ」(以下、GT-Rニスモ)という新開発マシンでエントリーする力の入れようだった。

ル・マンのトップカテゴリー、「LMP1-Hクラス」(ル・マン・プロトタイプカー1・ハイブリッドクラス。ポルシェやアウディの他、トヨタも参戦)の

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常識を根底から覆すフロントエンジン、フロントドライブ…つまり

「FF」方式を採用した前代未聞の珍マシン!



しかもコレが

シャレにならないほど「遅い」のだ……。

トヨタ、ポルシェ、アウディなどが出場する「LMP1-H」
レース専用に設計された屋根付きのスポーツプロトタイプカーといわれる車体にエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドエンジンを搭載した最上位のクラス。
LMP1-Hと、通常のエンジンを搭載する「LMP1-L」と「LMP2」までがいわゆるプロトタイプマシンで、いずれもエンジンはミッドシップが基本。

ル・マンでは、こうしたプロトタイプとフェラーリやポルシェ、アストンマーチンなど市販車ベースのGTEクラスが混走する形になっている。

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結論から言えばレース結果は

「惨憺(さんたん)たる」

ものだった。

そもそもマシンの完成が予定より大きく遅れ、世界耐久レース選手権の開幕戦である4月のシルバーストン(イギリス)、5月の第2戦スパ(ベルギー)欠場を早々と発表していた。

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そのため事実上、「ぶっつけ本番」に近い形での参戦となったル・マンでは、予選で同じLMP1-Hクラスの

ポルシェ18号車がマークした最速タイム3分16秒887より20秒以上遅い3分36秒995を記録(ニッサン勢では最速)。

レギュレーションで定められた「同クラストップタイムの110%以内」という基準を満たせず「ペナルティー」対象となり、3台そろってスターティンググリッドをLMPクラスの後方まで下げられる降格処分を受ける始末。

日本人ドライバー、松田次生のドライブする21号車

右フロントホイールの脱落でリタイア

22号車と23号車

度重なるトラブルでピットでの修理を繰り返しながらなんとかレース終盤まで走り続けたものの、23号車はサスペンショントラブルにより残り1時間というところでストップ。

唯一、生き残ってチェッカーフラッグを受けた22号車もレースの3分の1、約8時間ピットガレージで修理に費やした結果、合計で242周しかできず

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規定周回数の不足で完走扱いにもならなかった(ちなみに優勝したポルシェの総周回数は395周)。


  出典 newbonds.sub.jp

返って「GT-R」というブランドの名前を貶める結果となってしまったのだ…。

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